検査結果2nd & 決断
< Jul.27.2019 >
もっと降るかと思ったら、予報程、雨が降らずに済んだ、ちろぽん家地方。 ただ、暑かった。。。
先ず、文句なしで暑かった、昨日26日(金)の記し。。。(^_^;)
タイトルの検査結果2nd。追加検査の結果は、食前食後の総胆汁酸の試験結果、食前は正常なのに対し、食後がかなり高め。 エコー検査からも、胆泥が多くみられました。
検尿・検便の結果は、全て正常値とはいかずでしたが、重篤な数値ではなく、定期的な要検査。
数か所のリンパ節の腫れ(グリグリ)の細胞診は、今の段階で、リンパ腫の判定には至らないということで、これが何より嬉しかった!(この疑いを耳にした時は、目の前が真っ白だった)
ただ、喜ぶのも束の間。 血液検査1stの結果と総合的判断で、皮膚科先生の診断は、「胆泥症と門脈シャント」をあげてきました。
そして、「この子の年齢からも、もっと詳しい検査を、高度医療センターで受けることを勧めます。その際は紹介状を書きます」ということでした。
今回の検査結果は、私一人で聞きに行った為、「主人と相談して決めます」と、保留して帰宅しました。
ちょっと、話が前後しますが、ひめ子の保護当初のアカラスは、かなり重症でした。 それをここまで回復させる為に、ひめ子の苦痛を和らげ、且つ完治に向けて、強い薬を使わざるを得なかった。・・であるのだから、その分、解毒する臓器に負担が掛かっても、残念ではあるけれど、ある意味仕方のないことなのかも知れません。(ただ、ひめ子の肝疾患は先天性の場合もありうると皮膚科先生)
搔い摘んだ、大雑把な理解になりますが、肝臓で上手く解毒出来ず、栄養が上手く吸収されず、そんなことからも、ひめ子の場合は、食べても太らない。太れないということになるのだとしたら、妙に納得できます。
我が家に来て、アカラス治療として初めて打ったドラメクチン。当初、週一回を4週連続で注射の予定でしたが、ひめ子の変化をみて、私の個人的希望で、2回で止めてもらいました。
その変化とは、極端な元気喪失、食欲減退、激しい動機、etc. あくまでも個人的見解ですが、3回目を打っていたら、命を落としていたかも知れないと思うほど。
ドラメクチン、早い話が殺虫剤なんですよね。 それを注射して毛包虫をやっつけるのが目的ですが、毛包虫よりも先に、ひめ子がやっつけられそうだった訳で。。。
前にも記していますが、ドラメクチンは牛と豚の為に開発されたお薬で、犬用に希釈するとはいへ、犬のアカラス治療にドラメクチンを使用するのは、約5年前まで主流だったとか。。。
ドラメクチン(イベルメクチン)は、今でもフィラリア予防薬としても使用されていますが、その予防薬として使用う量と、アカラス治療として使用する量は、良い悪いは別にして大差がある。
そもそも、今回の皮膚科受診の切欠は、ひめ子のアカラス症の治療として、ブラベクト内服を選択したい旨の相談がメインだったのですが、、、
このブラベクトは、フィラリア予防薬で、もともとアカラス治療薬が主ではなかったらしいのですが、なかなか良い結果が出ていることからも、今は、アカラス症の治療薬として主流らしいのです。
ひめ子の場合も、ブラベクト初回内服が7/16(火)で、約一週間で回復が見られ、、、ただ、この回復は、皮膚再生サイクルとマッチしただけかもなので、今後も要観察ですが。。。
そして内服後10日を過ぎた頃から、なんとエリカラが外れました。
↓画像、御覧の通り、苦痛に耐え、痒みに耐えている様には見えない、豪快な寝相であります。
さて、今まで約2年半以上、アカラス治療として、お薬が強いとか悪いとかは別にして、イベルメクチン等を症状が悪化する度に使用し、又、我が家にきてからも使用してきました。
保護して戴いた後は、仮家で規則正しい生活(食事と運動)、愛情を注いで戴き、週二回のシャンプーなどケアに尽力戴いていながらも、何故にアカラス症を繰り返したのか。
それは、免疫力が上がらなかったからだと、私は理解しました。そしてそれは、食事の内容とか、ケアの仕方とか、お薬の使い方とかに問題があったというより、ひめ子の身体が、上手く栄養を吸収することが出来ず、免疫力を上げることが出来なかったからではないかと、ひとり納得してしまいました。
つまり、ひめ子がアカラス症を克服する為には、肝臓・胆のうの疾患と上手く付き合いながら、身体を作るための栄養を如何に蓄えさせ、如何に免疫力を上げることが出来るかにかかってくるのだと思います。
ひめ子のこれまでの犬生、1歳未満で重症なアカラス症を患い、飼育放棄され、保護され、痒みと痛みに耐え、苦痛の伴う治療に耐えてきたと思います。
高度医療センターで高度な検査・治療を受けたとしても、例え、門脈シャントだったとしても、太い血管の場合は手術適合だけれど、毛細血管の場合は対処出来ない(つまり何も出来ない・変わらない)場合もあるとか、検査の種類によっては、更に開腹しての検査が必要になる場合があることなど、、、そして何より、これまでの、ひめ子の犬生を総合的にみて、保護者sで話し合った結果、「現段階で、ひめ子を高度医療センターの高度な検査を希望しない」という結果を出しました。 そして、その旨を、先生よりも先に(笑)、仮ママ様に連絡をさせて戴きました。
そんな訳で、動物愛護わんこ先生にもご指導戴きながら、肝臓・胆のうに負担が掛からない、且つ、栄養が吸収され易く、免疫力が上がるレシピの情報収集に努めはじめたのであります。。。
HM 3.85
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